2021.06.03
出産を終え、重たいお腹からやっと開放されたと思ったら、次は体型の崩れや腰痛など様々な産後のトラブルに悩まされることも…。
実は、その多くは骨盤の歪みが原因で引き起こされています。
本日は産後の骨盤について幅広い情報をお伝えしていきます。
妊娠中から産後の骨盤は女性特有の仕組みがあります。
その仕組みを知ることがとても大切なので、今からご紹介していきます。
妊娠すると妊娠性のホルモンの働きで、骨盤の関節などをつないでいる靭帯が緩みます。
この時に働くホルモンをリラキシンと言います。
この靭帯のゆるみは妊娠中ずーっと続きますが、お産の時には最大に緩みます。
リラキシンは、骨盤の靭帯を緩め、赤ちゃんが出てきやすくするために産道を広げて、骨盤を開きやすくする作用があります。
その緩んだ靭帯は個人差がありますが、産後2ヶ月くらいでゆっくりと回復していくと言われています。
そして半年〜1年かけて、周りの骨も徐々に元の位置に戻っていきます。
背骨は骨盤の上に直立しているので、骨盤が緩むと倒れそうになるのです。
それを倒れないように腰から肩の筋肉が必死に頑張っているから不自然な姿勢になってしまいます。
その為、背中やお尻や腰や肩がこったり痛くなったりしてしまいます…。
簡単に言えば、体を家で例えるなら骨盤は土台です。
上半身の重みと足からの衝撃を支えています。
つまり骨盤は「体の要」なのです。
骨盤が戻っていく産後の大事な時期に日常的に横座りをしたり、足組みをしたり、していると体への負担が大きくなります。
こういった日常の動作が、骨盤の歪みの原因となってしまいます。
また、産後すぐの時期からガードルのようなものでお腹を締め付けてしまうと、骨盤の上側を締めてしまいます。
そのため、テコの原理で骨盤の下側が広がってしまい、これもまた骨盤の歪みの原因になりかねます。
骨盤が歪んだままの状態だと筋肉のバランスや血流やリンパの流れが悪くなり、冷え性、 むくみ、便秘、 尿漏れ、生理不順、肩こり、腰痛、などのさまざまなトラブルが起こりやすくなります。
現代と昔の生活様式を比較すると、昔は歩く・しゃがむ・立つの動作や、遊びの中で飛んだら跳ねたり靭帯や筋肉が生活の中で丈夫になっていました。
現代では、車の普及や生活様式の変化で体を使わない生活になり、全身の靭帯や筋肉が昔に比べて弱くなっていいます。
なので、妊娠すると骨盤が緩みすぎた状態になってしまいます。
だからこそ、骨盤ケアが大切です!
出産後に一時的に広がった骨盤の回復はホルモンによってもとにもどっていきます。
ですが、出産をきっかけに日常的な体のくせや使い方を見直していくことが大切です。
骨盤は体の中心なので矯正をすると体全体にとても良い効果をもたらしてくれます。
体の奥深い仕組みに触れてください。
骨盤矯正を行うと骨盤の位置が左右対称、前後の傾きも整います。
そうすることで姿勢全体が左右対称になりやすくなるだけでなく、反り腰や猫背などの不良姿勢も修正され、正しい姿勢にすることができます。
正しい姿勢を保てると、肩こりや腰痛の改善にも繋がります!
産後は授乳の時間も長く同じ姿勢が続くので、知らず知らずの間にバランスが崩れやすいです。
そのため、骨盤矯正はとってもおススメです。
骨盤矯正によって骨盤の位置が整うと、周囲の筋肉の緊張や内臓の位置も変化します。
血流やリンパの流れなど循環がよくなり冷えやむくみ、便秘、生理痛などの慢性的な症状の改善につながります。
産後は体重が落ちづらく、「なにをしたら痩せられますか?」と質問をいただくが多くあります。
まずは身体の土台である骨盤をしっかりと整えることがポイントです!
骨盤が矯正されると血流だけでなく骨盤周囲の筋肉の働きもよくなるため、代謝がよくなり太りにくい体質につながります。
また、骨盤周囲が動きやすくなることでお腹周りの脂肪燃焼にもつながり、ウエストダウンやヒップアップの効果も期待できます。
天使のたまごでは、産後1ヶ月(悪露が落ち着いてきた頃)から骨盤矯正を始めることができます。
矯正をする際は、はじめに手技でお身体の歪みや筋の張りをチェックをします。
その後、鍼灸・指圧マッサージ・オイルマッサージでお身体の偏りをしっかりと取り除いていきます。
その後、骨盤に機械を当て均等に圧をかけることによって出産で確実に開いてしまう恥骨の高さに
まずアプローチをかけ、腰まわり全体キュッと締めていきます。
骨盤がしっかり締まるまでは産後6か月~1年ほどかかります。
妊娠中はお腹周りの筋肉が落ちてしまい、産後は抱っこや授乳で同じ姿勢が長時間続きます。
歪みがある状態のまま固まってしまわないように、天使のたまごでは、3~4週に1度のペースでケアを行うことが最も効果的だと考えております。
かかとをつけた状態写真を撮ると一目瞭然矯正をかける前は、きれいに足を閉じることも難しく、右足の方が外側に倒れてしまっていますね。
一度矯正をかけるだけで左右差が無くなり、きれいな足のラインが整います!
矯正後は、日常生活で気をつけていただきたい姿勢や歩行指導、ご自宅でできる簡単なトレーニングをお伝えしますので、すぐに戻ってしまう心配もありません。
そして、クライアントさまからこんなお声をいただいております。
「自宅で測ると骨盤周りは−2㎝でした。鍼灸のおかげで足の冷えが取れてよく眠れました。骨盤を整えるための歩き方も教わりました」(Mobile Meさま 30代)
「骨盤矯正の施術は機械で圧をかけてもらうのですが痛みもなく、施術後はまず履いてきたパンツの腰回りにゆとりが出て、さらに立ちやすさを感じ、重心が身体の中心に整い姿勢も保ちやすくなり、1度の施術での変化に驚きと喜びを感じました」(yukizukiさま 30代)
「マッサージと鍼灸、機械の骨盤矯正で心も体もリフレッシュしました!産後開きっぱなしだった骨盤が少し戻ったのを実感しました。ありがとうございました。」(aiko1020さま 40代)
(鍼灸院・美容鍼サロン口コミサイト しんきゅうコンパスより)
たくさんの喜びのお声を頂き天使のたまごのスタッフを大変うれしく感じております。
産後は骨盤の歪みを治せる最大のチャンスです。
出産や慣れない育児で身体にお疲れがたまりやすく、ストレスを感じやすい時期でもあるので
天使のたまごオリジナルの「治療」×「リラクゼーション」を体感していただき、より治療効果を高め、リフレッシュしていただきたいと思います。
天使のたまごでの骨盤ケアは、最低でも4週間に一回はケアをしてあげると骨盤を少しずつ整えることが可能となります。
でも、一番のおすすめは、勝負と言われる産後半年までは、できれば3週間に一回が歪みが大きくなる前にケアができます!
また、骨盤ケアと一緒に産後3か月くらいからは、ご自宅で少しずつ運動を入れていくとやせやすくなりますよ。
ここで、ご自宅で出来る簡単な筋トレのご紹介。
足をのばして座り、お尻を使って前進するだけです!!!
骨盤を整える効果もありますので、簡単でとってもおススメです。
仰向けに座り、膝を立ててお腹に手を当てて深く深呼吸します。
※このとき、吸ったときにお腹を最大限にふくらまし、吐いたときはお腹を最大限にへこませていきましょう。
3回深呼吸して、4回目には吸いながらお腹を最大限に膨らませて5秒息を止めてゆっくり吐き出しましょう。
妊娠中に使われていなかった腹筋を鍛えることができます。腰にも負担がかからないので、腹筋が苦手な方にもおすすめですよ。
また、腰痛予防にもなりますので、ぜひ寝る前の少しの時間でも大丈夫ですので、ぜひやってみてくださいませ。
実は、産後はいきなり激しい運動を行うと、妊娠中使えていなかった筋肉もあるのでどうしても負担がかかってしまい逆に痛みに繋がることもあります。
なので、一番は、ゆっくりと自分のできるペースで、軽い運動を「毎日続ける」ということを大切にトレーニングしていきましょう。
また、『勝負の産後半年以降は、骨盤ってもうケアできないの???』というご質問を沢山いただきます!
その答えは、、、いいえ!
天使のたまごでは、産後半年以降の方には、骨盤整体というオプションメニューをおすすめしております。
骨盤整体は「ストレッチ+矯正」を組み合わせたメニューとなっております!
この骨盤整体は産後6ヶ月を過ぎてから!骨盤を締め終わってからのアフターケア=骨盤内の血流促進を促すケアというものです。
リラックス、というより少し刺激が強めなストレッチですが、ストレッチされることでとても気持ちがよく、
骨盤整体を受けた後のスッキリ具合に虜になっているクライアント様もいらっしゃいます。
当院では、産後のケアでも出産後すぐから、産後一年経ってしまった方たちも、骨盤ケアができますのでぜひご相談くださいませ。
1ヶ月に1回、産後のちょっとしたリラックス時間・ママの時間をぜひお取りいただき、心も身体もコンディション整えてまいりましょう!!