2022.07.16
出産してからだと赤ちゃんとの生活で旅行へ行くのが難しくなりそう…できれば今のうちに行っておきたい!とお考えの妊婦さんは多いかと思います。今回は妊娠中の旅行【マタ旅】について、メリットや注意点をご紹介いたします。
かかりつけのお医者さまに「体調が安定してるから旅行に行ってもいいですか?」と相談しても、「行ってもいいけど自己責任ですよ」と言われどうしたらいいか迷ってしまいますよね。お医者さまの言う『自己責任』とは何かあってもすぐには対応できないかもしれない、ということの裏返しです。リスクを理解してトラブルにも対応できるようきちんと準備すれば【マタ旅】にはいいこともあります。
妊娠すると、ホルモンバランスが崩れることにより体調不良になることが多かったり、すぐ疲れてしまったり、今までできていたことができずストレスがたまりがち。旅行に行くことで、日常とは違う刺激でいい気分転換になって、妊娠生活や出産に対して前向きになれるメリットがあります。
妊娠生活という特別な時間をパートナーやご家族、友人と思い出に残せます。赤ちゃんが生まれて大きくなったら「このときお腹にいたんだよ」と写真を見せながら振り返るのも楽しみになりますよね。
参照:たまひよ
旅行中に疲れや体調の変化を感じたらすぐに休むようにしましょう。事前に旅行を計画していたとしても、直前に体調が悪くなったり、医師から妊娠経過の異常を告げられた時には旅行をやめる勇気も必要です。
体が冷えると、体調が崩れやすくなったり、お腹も張りやすくなります。できるだけ旅先での海水浴・プールなど体が冷えやすくなる遊びは避け、自分の体調と相談し無理のない範囲で楽しみましょう。
妊婦さんは風邪などにかかってもなかなか市販の薬をのむことができません。手洗いうがい、マスクなど基本の感染症対策は怠らないようにしましょう。人混みは避け、持ち運びできるサイズの消毒や除菌シートなどを持ち歩くのもおすすめです。
妊娠中の旅行の行先は一ヶ所にのんびり滞在するような旅行がベストです。また万が一のために旅先ですぐに入れる医療機関を事前に調べておくとよいでしょう。
妊娠初期はつわりや倦怠感症状などもあり体調が安定しにくい時期で、乗り物酔いもしやすくなるのでなるべく避けたほうが良いでしょう。また、妊娠後期になるとお腹がかなり大きくなり動きづらかったり、疲れやすく無理をするとお腹が張りやすくなります。
ですので、マタ旅に行くなら妊娠中期(16週〜27週)がおすすめです!ですが、安定期だからといって必ずしも何も起こらない訳ではありません。自分の体調とよく相談をしてから旅行に行くタイミングを決めましょう。
①母子健康手帳(妊婦さんのカルテ代わりになります。あれば妊娠中の検査結果のコピー)
②健康保険証
③診察券
④冷え対策に、カーディガンなどの羽織もの(夏でもエアコン対策用に)
⑤尿もれパットまたは生理用ナプキン、携帯トイレなど(車での移動の場合)
⑥腹帯、週数によっては骨盤ベルト
⑦マスク(感染症対策)
⑧その他、お出かけ先にあわせた物(日焼け止め、虫よけスプレーなど)
妊婦さんが旅行するにあたって、まず確認すべきは母子手帳と健康保険証です。すぐ取り出せる手荷物の中に入れて、必ず持ち歩きましょう。
ただ、心配するあまり荷物が増え、重くなるのは疲れる原因の一つでもありますので荷物は自分にとって必要なものを適宜入れて、旅行に備えましょう。
天使のたまごでは、最高のマタ旅になるよう旅行の前に鍼やオイルマッサージなどでお身体のコンディションを整え赤ちゃんもお腹の中で心地よい環境になれるようお手伝いします。
妊娠中だからといって行動を制限してしまいがちなマタニティ期間ですが、妊娠中でもいくつかのことを気をつけることによって行動範囲が広がり、さらに楽しいマタニティ生活を送ることができます。妊娠中での不安やお困りの症状などありましたら天使のたまごスタッフ一同全力でサポートさせていただきますので、妊娠中というこの特別な期間をぜひ大切にお過ごしくださいませ。