2019.04.26
本日は‘‘おりもの”についてです!
おりものには、匂いや色などでわかることはあることご存知ですか?
おりものについて知ることで、女性としてのカラダの変化や体調を自分自身で知り、見守ることにもつながります。
子宮内膜、子宮頚部、膣、汗腺から出る酸性の分泌物のことです!!
おりものは細菌が膣から侵入することを防ぐ役割があります。
また排卵期にはゼリー状に変わり、精子を受け入れやすい状態にしてくれます。
女性の身体は、女性ホルモンの影響を受けながら一定のサイクルで変化をくり返しています。この周期には、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌が関係しています。
生理直後~卵胞期
生理直後のおりものは、残った経血とおりものが混じった茶色~褐色。その後、一時的に量が減りますが、排卵期に向けて少しずつおりものが増えます。この時期のおりものは、サラリとした状態です
排卵期
おりものの量がピークを迎えるのはこの時期で、透明のゼリー状のよく伸びるおりものが、2~3日続きます。ニオイはそれほど強くありません。排卵期のおりものは、受精の手助けも担います。
黄体期
おりものは次第に量は減少。白濁したのりのような粘り気のある状態に変化し下着につくのが気になりやすい時期です。
そして生理が近づくとニオイが強くなったり、まれに少量の血液が混じったりすることもあります。
初潮~10代は、女性ホルモンの分泌が高まり初潮を迎える頃から徐々に増え始めます。女性ホルモンの分泌が不安定な時期なので、おりものの量は増えたり減ったりすることがあります。
20・30代は女性ホルモンの分泌がピークを迎えて、もっともおりものの量が多くなります。おりもの周期も安定する時期です。
30・40代は女性ホルモンの分泌が減少するとともにおりものの量も次第に減っていきます。
また妊娠時期は細菌から守るためにおりものの量は多くなります。
おりものが気になるからと言って、デリケートゾーンを洗いすぎてしまうと、雑菌から膣や子宮を守ってくれる常在菌まで滅少し、膣の自浄作用を低下させてしまうので注意してください!
このように周期によって、色や匂い、量の状態に変化がでます。自分なりにおりものの変化のパターンを知っておくと、「そろそろ排卵日?」、「生理が近いかも」などと、身体の変化を知ることができますので、見逃さないようにしましょう
以上銀座院から五味がお送りしました。