妊娠したら便秘に?!おすすめの便秘解消法でお腹スッキリ! – 天使のたまご

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2022.02.02

女性の悩み 妊娠中

妊娠したら便秘に?!おすすめの便秘解消法でお腹スッキリ!

便秘が辛い女性

妊娠中に起こるマイナートラブルとして、腰痛やむくみ、貧血、頭痛、頻尿などさまざまな症状に悩まれている方は多く、便秘もそのうちの一つです。赤ちゃんがすくすく成長しお腹も大きくなる中、お通じが良くないとさらに苦しくお辛いですよね。
そこで、妊娠中に便秘の症状が悪化してしまう原因や解消法を知り、より良いマタニティライフを過ごせるようにしましょう!

妊娠すると便秘になってしまう原因は?

妊娠中に便秘になってしまう原因はいくつかあり、ご妊娠中の皆さまが同じ原因で起こるわけではありません。
その中でも、多く起こりやすい原因について詳しく見ていきたいと思います。

妊娠中に分泌するホルモンの影響

妊娠中の便秘の原因と考えられる一つに、ホルモンの影響があげられます。そのホルモンは、妊娠中に分泌が増えるプロゲステロンだと言われています。このホルモンは胎盤の形成や胎児の成長などを促す作用がありますが、その一方で筋肉の壁をむくませたり、腸の消化運動を抑えるような作用があるため、便秘を引き起こしているとされています。

つわりによる影響

つわりで十分な水分や食物繊維が取りにくくなる事も一因です。特に症状が重いほど、栄養バランスは二の次になってしまいがち…。食べられるものも限られてくるため、便のもとになるものがないケースがあります。
また、妊娠に伴って運動量が減少したり、大きくなった子宮に圧迫されて腸の動きが鈍ったりする事も便秘を引き起こす原因の一つです。

参照:コーラック

赤ちゃんには何か影響はあるの?

お腹の赤ちゃんへ問いかけ

妊娠中はホルモンの影響により便秘になりやすく、赤ちゃんが圧迫されて苦しんでいるのではないかと誤解をされている妊婦さんが多くいらっしゃいます。
ですが、胎児は子宮内の羊水によって浮いている状態で守られており、便秘による圧迫は心配はないので、ご安心ください。

妊娠中に飲めるお薬はあるの?

薬のイラスト
vector set of pill box

妊娠初期はつわりの影響から便秘になりやすい時期です。症状が重いと水分や食事の摂取が不十分になることもありますので、便秘になったら早めに便秘薬を飲むことも対処方法の一つです。

しかし、妊娠中に薬を飲むことを不安に思う方もいるかと思います。”酸化マグネシウム系”の便秘薬は腸を直接刺激せずに、便に水を与える事により出しやすくする非刺激性となっています。そのため、妊婦に処方されることも少なくありません。
処方薬でも効果がなかった場合は、自己判断で対処するのではなく、早めに医師に相談しましょう。

参照:健栄製薬

いきんで出すのは良くないの?

困った顔の女性

便秘がちだとつい、いきんでしまうことが多いのではないでしょうか?
いきむことで赤ちゃんに悪影響が出ることはないですが、長時間や強くいきむことで次のようなリスクもありますので注意が必要です。

血圧が上がる

強くいきむと血圧が急上昇し、心臓や血管に負担がかかります。

痔になりやすい

妊娠中は血液量が増え、子宮が大きくなって血管を圧迫されるため、痔になりやすくなっています。
さらにいきむことで肛門に負担がかかるため痔を悪化させてしまいます。

骨盤底筋にさらに負担がかかる

重力により膀胱や直腸、子宮をなどのが下がってこないように臓器を支えている骨盤底筋ですが、
いきんで腹圧がかかることでさらに負担をかけてしまいます。
骨盤底筋が緩むと産後の尿漏れの原因になります。

参照:ウェルネス東峯

いい排便方法ってある?

まずは排便姿勢や習慣を意識してみましょう。
便が硬くなりすぎないようにすることや、便の通り道が真っ直ぐに近くなるようすると
あまりいきまなくてもいい環境を作ることができます。

姿勢

ロダン「考える人」

1.膝の位置を高くする

膝を股関節よりも高い位置にします。
踏み台などを使うのがオススメです。

2.胸を張ったまま体を前に倒す

胸を前に突き出すようにしながら、前屈みになります。
お腹の大きい方は少し足を広げてお腹を圧迫しないようにしてください。

便意を我慢しない

便意があったら15分以内にトイレに行きましょう。
我慢することで便意がなくなり、腸内で水分が吸収されてしまうため、さらに硬い便になってしまいます。

参照:ママクリニック

おすすめの便秘解消法!!

食物繊維を摂取する人

ご妊娠中でも行える、簡単な解消法についてお伝えいたします。

○水分をこまめにとる

つわりによる水分不足や食べた物が腸に長くとどまることを防ぐため水分をこまめにとることがおすすめです。
特に起床時の水分摂取は腸を刺激して便意を促す効果が期待できますので、毎日朝起きたらコップ1杯の水を飲んでみてください。

○運動をする

無理のない範囲での軽めの運動は、便秘の解消に効果があります。軽めのウォーキングやヨガなどは腸のぜん動運動を促進させる効果も期待できるのでぜひ行ってみましょう。

○食物繊維を摂取する

納豆やごぼう、さつまいも、果物、きのこ類など調べるとまだまだ沢山の食物繊維を多く含む食材があるのですが、食物繊維を適度に摂ることで、腸の動きを活性化させる効果があります。
果物やきのこ類など食物繊維が豊富でおすすめですが、摂取のしすぎには注意が必要です。
また、水分も腸の働きをよくするので、あわせて摂取することがおすすめです。

赤ちゃんは出産時のママの腸内環境を引き継いで生まれてくるといわれています。妊娠中に腸内環境を整えることが、今後の赤ちゃんの健康にもつながりますので無理のない範囲で行ってみてください。

参照:ママ、あのね。

天使のたまごでは

オイルマッサージ

ストレスやホルモンバランスが原因となっている便秘の場合、心地よい刺激によってストレスケアをし、
自律神経のバランスを整えることにより緊張を和らげていきます。
また、腸の動きが良くなるよう便秘に効くツボに鍼や指圧で刺激をし、滞っている便を動かすように、腸に沿ってお腹のオイルマッサージを行います。
お痛みがある場合などは無理に刺激はいたしませんのでご安心くださいませ。

まとめ

ご妊娠中のマイナートラブルとしてよくある便秘ですが、排便方法や生活習慣を少し変えることで改善できます。
それでも改善できない場合はお薬に頼ったり、マッサージを受けたりすることも効果的です。
ご妊娠中のつらい便秘にお悩みの方はぜひご参考ください。