マタニティライン(妊娠線)ができる仕組みと予防法 – 天使のたまご

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2019.03.14

マタニティ 片山聖子先生 美容皮膚科医

マタニティライン(妊娠線)ができる仕組みと予防法

ほとんどの妊婦さんは、急激にお腹が大きくなった影響でマタニティラインができます。 マタニティラインは完全に消すことができないので、早い段階から予防することをおすすめします。
これから妊娠を計画している方や、妊娠初期の方はマタニティラインについて詳しく知っておいた方が良いと思います。 そこで、マタニティラインができる仕組みと予防法についてご紹介します。

マタニティラインができる仕組み

人の皮膚は、一番外側にある表皮、その下にある真皮、さらに下にある皮下組織の三層で構成されています。
表皮はある程度伸びることができるので、大きいお腹に対応できるのですが、真皮と皮下組織は表皮ほど伸びないので、大きくなるお腹に耐えきれず、亀裂が入ってしまいます。

マタニティラインという名前が付いているので、妊婦さんだけに起こる現象だと思っている方もいますが、マタニティラインは急激に体重が増加した人に起こる肉割れと同じ現象です。

マタニティライン予防の方法

妊娠中に体重が増えすぎたり、肌の保湿を怠けたりすると、マタニティラインができやすくなります。 マタニティライン予防のためには、バランスの良い食事をして体重が増加しすぎないようにすることと、こまめな肌の保湿ケアが必要です。

ネットを使えば、妊娠中の食事に関する口コミを調べたり、通販の健康食品ランキングを見て良さそうな物を購入したりできるので、栄養について詳しく知らない方でも簡単に食事制限をすることができます。 保湿クリームは、敏感肌でも使える安全なものを選びましょう。

マタニティライン予防の時期

マタニティライン予防を始める時期は、つわりが落ち着いてきてお腹が目立ち始める妊娠4ヶ月頃から始める方が多いです。

早い人は、お腹が目立たない妊娠初期からクリームやオイルを塗っています。 冬場は肌が乾燥しやすく、マタニティラインができやすいので、早めに予防を始めた方が良いでしょう。 まだお腹が大きくなり始めたばかりだから大丈夫と思っていても、下腹部などの見えにくい部分にマタニティラインができてしまう事もあるので、油断は禁物です。

当店で販売しているボディクリームは美容成分と保湿成分を配合した妊婦さん向けのボディクリームです。
無香料なので香りに敏感な妊娠中にも安心してご使用いただけます。
もちろん無着色剤、無鉱物油、アルコールフリーです。

マタニティラインが気になる方は、ぜひ当店のボディクリームをご利用ください。

この記事の監修ドクター
片山聖子 先生
2000年 横浜市立大学医学部卒業
都内大学病院にて一般皮膚科を中心として麻酔科、救命救急医療などを習得。
2003年 日本初の総合病院内に設立された美容外科である北里研究所美容医学センターにて美容皮膚科を担当。またその後も数多くの美容クリニックで施術を行っている。2008年麻布ビューティクリニック設立。