こんにちは!自由が丘院から掛川です
一昨日はすごい雨でしたね
そんな日はいつもより体が重く感じ、
生理の方は生理痛がいつもより増すのではないでしょうか?
生理痛により腹痛や腰痛、頭痛が起こる方もいらっしゃいますよね。
その他様々な症状がございますが人によっては
薬を飲んでも動けなくなるくらいの痛みを感じる方もいらっしゃいます
(所謂月経困難症といわれるもの、後程詳しく解説いたします)
「生理だし仕方ない」
なんて思われているあなた。
こちらをご覧くださいませ↓↓↓
生理痛が重いのは当たり前!・・・ではないんです!!
またそんな重い生理痛の中に怖い病気が隠れているかもしれません…!!
たかが生理痛、されど生理痛
本日は生理痛に隠された病気についてお話したいと思います
子宮内膜症
◆どんな病気なの?
子宮内膜は卵巣からのホルモンの作用で厚くなり、
妊娠しないとそれが剥がれ月経となって体の外に排出されます。
この子宮内膜が正規の子宮内腔になく、
骨盤の腹膜や、卵巣などの中に入り込んでしまうことを子宮内膜症を言います。
◆原因は?
はっきりとした原因はなくまだまだ解明されていないのが現状です
◆どんな症状が出る?
・不妊症
・生理痛
・不正出血
・経血量が多い
・月経時以外の下腹部痛、腰痛、性交痛、排便痛など
子宮筋腫
◆どんな病気なの?
子宮は平滑筋と呼ばれる筋肉なのですが、
その筋肉から発生する良性の腫瘍が子宮筋腫です。
筋腫は腫瘍でその成長は卵巣から分泌される女性ホルモンにより次第に大きくなります。
そのため閉経すると子宮筋腫の多くは小さくなります。
◆原因は?
こちらも原因不明で40代に多いと言われておりますが、
20代でも小さな筋腫を持っている方もいらっしゃいます。
◆どんな症状が出る?
・生理痛
・生理の量が多い
→貧血状態:顔色がわるくなり、立ちくらみ、動悸、倦怠感など
・尿が近い
・下腹部が重苦しい
・腰や下肢が痛みしびれる
→筋腫が大きくなると膀胱や骨盤内の臓器を圧迫されて起こりえる
※無症状なことも多く、妊娠と共に発覚することもある
子宮腺筋症
◆どんな病気なの?
子宮の筋肉層に子宮内膜が入り込んで増殖してしまう病気のことを言います。
20代後半~30代後半の女性に多い病気で、
不妊や初期流産を引き起こすこともございます。
◆原因は?
またもや原因不明
免疫力の低下や冷え、ストレス、これらの複合的なものなどが考えられております。
また、女性ホルモンが分泌されている間は発症や症状の悪化が見られ、
閉経を迎えると軽くなるため女性ホルモンが影響している可能性もあるといわれています。
◆どんな症状が出る?
・激しい生理痛(腰痛下肢の重だるさ含む)
・生理の量が多い
→貧血状態:顔色がわるくなり、立ちくらみ、動悸、倦怠感など
・不妊症
・下腹部が重苦しい
・進行すれば生理時期に関係なく下半身に痛みを感じる
上記の疾患どれも症状に生理痛がございます
そんな疾患により出る生理痛のことを
器質性月経困難症と言います。
日常生活に支障が生じるほどの状態で
下腹部痛、腰痛など一般的に生理痛と呼ばれるものに加え、
吐き気、頭痛、疲労、脱力感、食欲不振、イライラ、下痢、憂うつなどなど。
心当たりのある方は多いのではないでしょうか?
「え!じゃぁ私病気なの?!」
いえいえ。全員が全員そうではなく、
生理の血液を排出するために
子宮の収縮を促す物質(プロスタグランジン)の過剰分泌による
機能性月経困難症がございます。
こちらは冷えやストレスも原因と考えられます。
女性にとっては天敵ですね!!
いかがでしょうか?
たかが生理痛、されど生理痛
恐ろしい病気が隠れていることもお忘れなきよう、
また、そういったものがなくても生理痛はないに越したことはございません。
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