トップページ > 天使のたまごについて
本来、妊娠・出産・育児は幸せな出来事で、本人だけでなく、家族やまわりの人も幸せにする人生の最も大きな出来事の一つです。
ところが、実際にはすべての方がそのように感じているわけではなく、大きな緊張やストレス、不安や孤独などで、身体だけでなく心の不調を訴える方も少なくありません。
私自身もそうでした。妊娠中や産後は、母になる喜びや期待と同時に、心身の変化に不安や戸惑いを感じることがありました。
これまでの臨床で、マタニティケアが良いことは経験的にわかっていましたが、近年の様々な研究で、ストレスが胎児の発育や陣痛発来、母乳分泌や愛着形成などに悪影響を及ぼすということが多数報告されており、妊娠中や育児中は、できるだけストレスを感じずに過ごすことが大切であるということが医学的にもわかってきました。
プライバシーに配慮した完全個室の落ち着く空間で、心身のストレスを癒してください。
妊活から妊娠中、産後を快適に過ごし、確かな手ごたえと求める結果につながるように、場合によってはその特殊性に対応したサプリメントや化粧品などを鍼灸治療に組み合わせてサポートしています。 それらの製品は、私たちがサロンで聞く皆様の声をもとにその立場にたって考え、産婦人科医や美容皮膚科医などの各専門家とともに、医学的・科学的根拠に基づいて開発したものです。
鍼灸治療を軸として、クライアント様を良くしたいという思いで、その時々に必要なものや効果があるものを組み合わせ、進化させていくことが必要です。西洋医学と東洋医学が手を取り合っていくことが統合医療であり、今後の医療の大きな流れになるのではないかと思っています。
不妊治療中や妊娠中、産後は、ホルモン分泌などの生理的変化や、姿勢や生活習慣などの変化によって、身体的症状だけでなく精神的にも大きな変化があります。
それに伴い、腰痛、便秘、つわり、むくみ、不眠、イライラや不安感など多くのマイナートラブルに見舞われます。
しかしながら、安易にお薬を飲めない時期でもあり、医療処置が必要ない悩みや不調に対しては西洋医学では対応しにくく、多くの方が「しかたない」と我慢を強いられているのが現状です。
そういった時期に、自然治癒力を引き出し、不調を穏やかに改善することのできる鍼灸やアロママッサージは非常に親和性が高く、実際に様々なマイナートラブルの解消に役立っています。
また、妊娠中や産後のストレスが、胎児の発育や愛着形成などに悪影響を及ぼすということも医学論文で多数報告されており、ストレスケアという面からもメンタリティの改善を重視した施術を行っています。
新しい命を育む女性を大切にいたわり、人生でもっとも大きな出来事であるマタニティライフをサポートします。
そしてこの国を母になる希望と幸せに満ちた豊かな社会にし、100年先の未来へ愛をつなげます。
お客様からいただく「ありがとう」の言葉は、私たちの喜びであり、原動力です。
求められること、できることを見極め、お一人おひとりと丁寧に向き合います。
私たちは「治る」満足を超えた、「癒される」感動を生み出す『治癒』を提供します。
その想いを共有し、自分を過信せず、常に謙虚さと緊張感を忘れず努力を続けます。
妊娠しやすい身体づくりをしたくて検索したところ、【天使のたまご】のことを知り、予約しました。女性専用であることや妊娠してからも通えるところが決め手でした。スマホから予約をしましたが、スムーズにできました。
清潔感のある院内で安心できました。
いい香りがしていて、施術前からリラックスできたのもよかったです。
鍼を受けるのは初めてだったのですが、丁寧に説明していただけて不安な気持ちがなくなりました。「鍼が苦手な人には無理に勧めず、別なケア方法で対応する」というのも、受ける側からするとありがたいです。たくさんの女性へ施術なさっているので、悩みをとても的確にとらえていただけたように感じました。
妊娠の有無を含めたお身体の状態やお悩み、ケア方法のご希望などを伺いながら、施術内容を決定していきます。具体的な施術の方法や鍼灸の衛生管理についても、ご納得いただけるまで丁寧に説明いたします。お客さまの不安をできるだけ取り去り、大切なお身体を安心して預けていただくための準備を整えてまいります。
うつぶせの状態で受ける施術も多いのですが、天使のたまごさんオリジナルのうつぶせまくらのおかげで、妊娠中の大きなおなかでも全く苦しくありませんでした。うつぶせからあおむけに体勢を変える時も、ゆっくりとサポートしてくださり安心でした。今回は鍼灸とオイルマッサージの組み合わせでお願いしたのですが、とても心地よく、夢のような時間を過ごすことが できました。
カウンセリングを経て決定した施術を行っていきます。東洋医学による治療効果とリラクゼーションの両方を一度に受けられるのは、天使のたまごならでは。妊婦さんであれば妊娠週数や体質、おなかの張りに注意しながら、産後の女性であれば骨盤周りを中心にするなど、女性それぞれのライフステージに合わせた、オーダーメイドのケアでお客さまのお悩みを解消してまいります。
丁寧にケアをしていただき、とても贅沢な時間を過ごすことができました。今まで我慢していた身体の不調がやわらぎ、気分も爽快です。日常生活で注意することも教えていただき、自分でも多少ケアできるのがありがたいです。施術後にいただいたハーブティーがとても飲みやすかったので、購入して帰ります。
施術を終え、お着替えが完了したらロビーにてアフターカウンセリングを行います。施術中に失われた水分を補うため、ノンカフェインの漢方ハーブティーを召し上がっていただきながら、施術の感想をお伺いしたり、生活習慣のアドバイスをお伝えしたりします。時にはご自身でできるお灸など、悩みを解決するための商品をご紹介することも。お客さまからのご希望があれば、次回のご予約も承ります。
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03-6279-4377
湘南鎌倉バースクリニックは、お母さんの産む力と赤ちゃんの生まれる力を最大限に引き出し、自然なお産を安全にサポートする施設です。
近年、妊産婦のメンタリティが及ぼす母子環境への影響がこれまで考えられていた以上に大きいことがわかってきており、私たちは、お産や育児に最も重要な要素は妊産婦のメンタリティにあると考えています。天使のたまごさんとは、妊産婦に対する適切なケアを多面的に協力して提供することを目的としてパートナーシップを結びました。
医療とサロンのコラボレーションにより、新しいマタニティケアのあり方を提供でき、新しい命を育む女性のマタニティライフをより豊かなものにできると確信しています。
旧湘南鎌倉バースクリニック 院長 日下 剛 先生
杉山産婦人科グループは、妊娠したいという想いを大切に、妊娠と、さらにその先の未来をサポートしています。特に、新宿院は高度生殖医療(体外受精)を専門的に行っており、従来の体外受精に加え、難治性不妊症対策として最先端の生殖補助医療技術を提供しています。
一般的に不妊治療は通院回数が多い上に長期間に及ぶため、精神的にも負担が大きいことは否めず、そのストレスが妊娠に与える影響は医学的にも指摘されております。患者様のストレス軽減を目指すにあたり、妊産婦ケアの専門として実績のある天使のたまごさんによる鍼灸やアロマトリートメントを受けられる場を設けました。ストレスや疲労を和らげ、最高の環境で前向きに不妊治療に取り組んでいただければ幸いです。
杉山産婦人科 理事長 杉山 力一 先生
妊娠、出産は決して病気ではありませんがダイナミックに身体が変化していくなかで女性の身体には多くの負担がかかります。
病院では”なくとなくの不調”や治療対象でないものは”しょうがない”でかたづけられてしまうこともあります。助産師として不調が生じないよう予防的な保健指導にも努めていますが、すでに不調が生じてしまっている方や理想の出産を目指す方へ、西洋医学のみでは限界があることも医療現場にて感じています。女性が本来持っている”産み育てる”力を最大限に発揮させてくれるケアのひとつに東洋医学があると感じています。
実際私自身も妊娠中は天使のたまごさんのケアにとてもお世話になりました。
天使のたまごさんは妊産婦さん専門での長年の実績があり、鍼灸とアロマトリートメントを用いとてもきめ細やかなケアを提供されており妊娠中というデリケートな時期においても安心してかかることができます。
その人がその人らしく快適なマタニティライフから子育てに入っていけるよう、妊娠中でもケアが受けられることをより多くの方へ知って頂きたいと思います。
助産師 友利 ひろみ 先生
竹内 正人
エナレディースクリニック(北海道石狩市)などで産科医として勤務するほか、地域、国、医療の枠を超えてさまざまな取り組みを展開。
1961年生まれ。87年、日本医科大卒。
葛飾赤十字産院(現・東京かつしか赤十字母子医療センター)産科部長、桜川介護老人保健施設(東京都墨田区)施設長などを歴任。
JICA(国際協力機構)の母子保健専門家として、ベトナム、アルメニアなどでの母子医療にも関わってきた。
2007年には妊娠・出産・育児中のママ、パパ向けのメールマガジン「そのママ」をスタートさせ、メッセージキャラクター「しきゅうちゃん」を発表。著書・監修書に「マイマタニティダイアリー」(海竜社)、「赤ちゃんの死へのまなざし」(中央法規出版)など多数。
公式ホームページ「Accept & Start」
藤原
妊婦さんにとって、西洋医学と東洋医学がどのように異なるかについてお話できればと思います。
竹内
西洋医学は、調子の悪いところをピンポイントで調べ、その原因を見つけて病気を見つけて治すという考え方ですね。
藤原
東洋医学では、体の中に気・血・水が過不足なく、滞りなく巡っていることが心身の健康であるという考え方です。
竹内
心を整えるとか、血をめぐらせるというのは、東洋医学の得意なところですね。体全体の循環が重要な妊娠とはとても相性がいいと思います。
藤原
そう。うちにいらっしゃる方たちは、基本的に病気や異常を抱えていらっしゃるわけではないんです。検診で赤ちゃんも問題ないと言われた、でもなんとなく、いろんなマイナートラブルが気になって…と、来院されます。
竹内
西洋医学では、いろいろなことが客観的データでわかるという反面、妊婦さんが外部の情報にコントロールされて、不安を抱えてしまうという傾向があります。
藤原
私たちも、実は心のケアはできません。コリを緩和し、むくみを軽減したりしかできないけれど、体を整えることで「すごく緊張していたけど、不安感までとれちゃった」とおっしゃってくださいます。体をケアすることで、体をケアすることで、同時にメンタルもケアできているんだなと感じます。
竹内
外から評価される客観的な情報が自分の体の情報のはずなんだけれど、やっぱり少し違っている。それでもデータを信頼してしまい、逆に自分の体に違和感を感じて、折り合いがつかなくなって、不安を抱えている妊婦さんが多いんでしょうね。
藤原
人生の中で、妊娠期というのは自分の体に意識が向く時期ですよね。この時期をいい機会ととらえて今まで気をつけていなかった食生活などを見直したり、ちょっとしたアドバイスを生活に取り入れることで、どんどん体が変わってくることを体感する経験は大切かなと思います。
竹内
自分の体を主体的にとらえて、向き合うということだね。
藤原
皆さん意外と自分の体に無頓着。自分の冷えに気づいていない方も多いですよ。自分の体を知っていれば、少し疲れたなというちょっとした体のメッセージもわかるようになると思うんです。
竹内
そう。自分自身の体をもっとよく知っていれば、変に不安を感じることも少なくなります。お産も、同じですね。医療技術や、麻酔や、様々な指導にまかせて、そうした支えがあってなんとか産めましたとなると、そこからも支えがないとやっていけないと思いがちです。医療とはいい関係を保ちながらも、自分の体に向き合って、自分の納得のいくお産ができたということになれば、お産のあと、自分の中でも自身ができるんじゃないかな。
藤原
そうですね。自分指針の体に向き合うきっかけを私たちが皆さんに与えられたら、本当にうれしいです。
竹内
医療的な解釈というのは、あくまでも一方向性からのこと。自分自身と赤ちゃんをそのまま受け入れて、体を整えて、一日一日大切に過ごすというのがとても大切だと思いますね。
藤原
貴重なお話をありがとうございました。
女性のための健康医療研究グループ 天使のたまご 代表
ドクターズブランドキャリネス 代表
女性のための健康医療研究協会 代表
藤原 亜季
1978年京都府生まれ。 近畿大学商経学部卒業後、世界数カ国を見聞し、アロマセラピーや東洋医学などの自然療法や伝統医療に深い興味を 抱き、鍼灸マッサージ師を志して東京医療専門学校へ進学。 自らの妊娠・出産を機に、2006年東京銀座に妊婦専門治療院を開設。東洋医学とアロマセラピーを融合した「漢方アロマセラピー」という独自のメソッド゙で、妊娠しやすい身体づくり、 妊娠中のマイナートラブルの解消、そして産後のケアまで、女性の健康と美容をトータルにサポート。マタニティケアの第一人者として臨床に携わる傍ら、妊婦や子ども専用の商品企画や開発、マタニティケアリスト育成スクールの統括、イベントなどでの講師活動、テレビや雑誌などメディアなど でも広く活躍している。
所属
主な著書