2021.04.22
前回の生理から1ヶ月が経ち、次の生理はそろそろかなと準備をしつつ、妊娠していて欲しいなというこの時期。
妊娠に敏感になり、少しの身体の変化であれ?妊娠したかな?と思うことがあるりますよね。
本日はいつごろから妊娠初期症状が現れて、身体にどのような変化が出てくるのか詳しくお話をさせていただきます。
妊娠初期とは妊娠1ヶ月(1~3週)~妊娠4ヶ月(12~15週)までのことを妊娠初期と言います。
この時期はホルモンのバランスが整っていないため、1週間ごとに症状が変化しやすい時期です。
こちらについて詳しく見ていきたいと思います。
・妊娠1ヶ月(1~3週)
この期間は前回の生理から次の生理までの間の期間になります。
症状もまだしっかりと出ないので、この期間に妊娠と気づく方は少ないと言われております。
・妊娠2ヶ月(4~7週)
あれ?生理が来ないな…もしかして妊娠!?と気づく時期です。
個人差はございますが、この時期から徐々に風邪のような眠気や怠さほてりなどの症状が出始めることがあります。
妊娠3ヶ月(8~11週)
赤ちゃんが身体の中にいることが慣れてくる頃です。
個人差はございますがこの時期はまさに、つわりのピークと呼ばれる時期です。吐き気や気持ち悪さで普段通りの生活が難しくなる方もいらっしゃいます。そいうときは無理をせず安静にしましょう。
また、食べれるものに限りが出てくる方もいらっしゃいますので、この時期は焦らず食べれるものから少しずつ食べることが大切です。
妊娠4ヶ月(12~15週)
つわりも落ち着きようやく安定期に入ります。
お腹もふっくらとし、少しずつ妊娠さんらしい体型になります。乳腺が発達し始めて、胸がチクチク感じやすくなるのでワイヤーなしの下着を選ぶことがおすすめです。この時期をきっかけにご家族以外の方にもご妊娠報告される方も多いです。
妊娠・出産は女性の一大ライフイベントですよね。
そんな妊娠を気づくきっかけになるのが、心や身体に現れる様々な症状や変化です。
生理が予定日より遅れていることで気づく方もいらっしゃいますが、多くの方はこれから紹介する症状により発覚されます。
ご妊娠の発覚をいち早くすることで日常生活での適切な対応が取れるように、妊娠初期症状について解説していきます。
まず、なぜ妊娠することで様々な症状が起きるかと言いますと、妊娠に大きく関わるホルモンが大量に分泌されることにより、各ホルモンの作用や、ホルモンバランスが乱れることで様々な妊娠初期症状が引き起こされるからです。
症状を下記にいくつか挙げますので、参考にしてみて下さい。
1 着床出血
(いつもの生理と少し違い、色や量、匂いなどに変化がみられることがあります。)
2 胸の張り・痛み
(ホルモンの影響で胸の張りが起こります。生理前に起きる方も中にはいらっしゃるか思いますが長く続くようでしたら、妊娠の兆候かもしれません。)
3 お腹の張り・下腹部痛
(ホルモンの影響により、腸の動きが弱くなることでお腹のムズムズや、鈍痛などが引き起こされます。)
4 頭痛
(妊娠によるホルモンバランスの乱れにより血液の増加や血管の拡張により、こめかみ付近にズキズキするようなお痛みが引き起こされます。)
5 肌トラブル
(妊娠によるホルモンバランスの乱れにより、吹き出物やニキビ、乾燥などが引き起こされます。)
6 嗅覚の変化
(ホルモンの影響により、臭いに敏感になられる方もいらっしゃいます。魚介類・コーヒー・たばこなどやパートナーの匂いなど、今までいい匂いだと思っていたものが急に受け付けられなくなります。)
7 唾液・鼻水の変化
(ホルモンバランスの変化により、自律神経が乱れ唾液や鼻水の量が増えることがございます。)
8 おりものの変化
(妊娠の兆候としましては、代表的になるおりものの変化。乳白色や薄い茶色、量が増えたり、水っぽくなったりなどの変化が起こります。)
9 眠気
(女性ホルモンには眠気を促す作用もあり、妊娠されると女性ホルモンが大量に増加されるため、眠気を訴える方も多くいらっしゃいます。)
などがございます。
いくつか当てはまっている方は、もしかしたらご妊娠の可能性がございますので、一度検査してみてはいかがでしょうか?
また、上記に妊娠初期に引き起こされる症状を述べましたが、中には妊娠されても上記の症状が全く出ない方もいらっしゃいます。
ただ〝基礎体温〟が高くなり持続することは皆さま共通ですので、ご妊娠をご希望されている方は、基礎体温を毎日測ることをおすすめいたします。
(参照:moony)
妊娠初期では、生理前と同様にホルモンのバランスが崩れやすくなり、月経前症候群(PMS)と似たような症状が出てきます。
PMSと似た症状や、妊娠初期特有の症状について分けていきたいと思います。
○PMSと妊娠初期どちらにも当てはまる症状
・倦怠感、眠気
・吐き気や胃のむかつき
・乳房の張り感
・腹痛や便秘
上記の症状はホルモンバランスの乱れにより、比較的生理前も妊娠初期にも表れやすくなっております。
〇妊娠初期特有の症状
・基礎体温の高い時期が2週間以上続く
個人差はございますが、高温期が3週間続いた場合は妊娠の可能性がございますので検査をおすすめいたします!
・おりものの変化
本来ですと、排卵を境におりものの量は徐々に減っていくのですが、妊娠していた場合ホルモンの影響で通常よりも量が多くなります。
また、色も白っぽい色ではなく、茶色っぽい色になるのが特徴です。
PMSの時に起きる症状と似ている点が多くあるので、ご自身で妊娠の判定をするのが難しい場合がございます。
妊娠を望んでいる方も予期せぬ妊娠の方も、妊娠したかもと思ったら、一度近くの産婦人科で検査を行うことがおすすめです。
備考(ジャスミンレディースクリニック)
妊娠超初期から妊娠初期にかけては、中枢神経(脳など)や心臓など、赤ちゃんの重要な器官が形成される大切な時期にもなりますので、この時期には気を付けるべきことが沢山あります。
いくつかご紹介するので、この機会に是非見直してみましょう。
〇タバコを止める
(タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があります。そのため胎児に栄養や血液が行き届かなくなります。また、流産率や早産率のリスクも上昇してしまいますのでタバコを吸われている方はこの機会に止めましょう。)
〇アルコールを止める
(飲酒は赤ちゃんの脳の発育するの阻害してしまう“胎児性アルコール症候群”のリスクを高めてしまいます。ノンアルコールに変更されるか、摂取をやめましょう。)
〇激しい運動は控える
(妊娠超初期~妊娠初期は流産のリスクが高い時期になります。ランニングなど心拍数が上がるような運動は避け、お腹が圧迫されたり、転倒リスクがあるようなものは避けるようにしましょう。)
〇薬の服用は医師に相談してから
(妊娠中に薬を服用すると薬の成分によっては胎児に影響が出ることもあります。自己判断で使用せず必ず医師に相談してから服用するようにしましょう。)
などがございます。
今後の赤ちゃんのことを想い、普段の日常生活の過ごし方などを今一度気を付けてみましょう。
(参照:赤ちゃんホンポ)
妊娠されますと、口から入るものが良くも悪くもすべてのものが赤ちゃんに影響を与えます。
今までの食事を続けていいのか、何を摂るべきなのかとお悩みになられている方多くいらっしゃるのではないでしょうか?
添加物や保存料、着色料は大人の身体では大丈夫でも小さな赤ちゃんには影響を与えてしまう可能性もあるので、外食やお惣菜などはできるだけ避け、自然のものを調理した食生活をオススメします。
そこで、妊娠初期にできるだけ摂っていただきたいものをご紹介いたしますので是非この機会に摂ってみてくださいませ。
〇緑黄色野菜
妊娠していなくても、毎日とっていただきたい緑黄色野菜。
妊娠中に必要な、葉酸・鉄分・カルシウム・鉄分・食物繊維などを豊富に含んでいるので積極的に摂取しましょう。
特に葉酸は、赤血球の形成や、細胞の分化に関わる栄養素でございます。胎児の神経管閉鎖障害を防ぐ作用があるので、今の時期には是非摂っていただきたい栄養です。
〇未精製の雑穀類
玄米や胚芽米といった、未精製の雑穀にはミネラルやビタミン・カルシウムが豊富に含まれています。また食物繊維も豊富なので、便秘がちな妊婦さんにもおすすめです。
ただ、玄米などは消化に時間がかかりますので、よく噛んで時間をかけてゆっくり食べるようにしましょう。
〇海藻類
海藻には、鉄分やカルシウム・食物繊維が多く含まれています。
わかめ、ひじき、もずくなどはカロリーが低く、あっさりと食べられるものですのでつわりで辛い妊娠初期には良い食べ物かもしれません。
ただ、海藻類には“ヨウ素”が含まれており、過剰摂取してしまいますと胎児の甲状腺機能低下が起きる可能性がありますので、摂りすぎには注意が必要です。
※ 厚生労働省は、妊婦さんのヨウ素の耐容上限量を2,000μg(2mg)/日としています 。
〇大豆食品
納豆や豆腐などの大豆食品には食物繊維が沢山含まれています。
また、大豆食品に含まれるたんぱく質は赤ちゃんのベースになる血液や筋肉を作る体組織の主成分にもなりますのでおすすめです。
などがあります。
ただ、妊娠初期ですとつわりにより食事がままならない方も多くいらっしゃるかと思います。
妊娠初期の段階では、もともとお母さんが持っていた栄養素が赤ちゃんに送られているので、今つわりでお食事が摂れなくても赤ちゃんには栄養がしっかり行き届いているので安心していただければと思います。
無理に栄養のことを考えず食べられるものだけを食べてください。
ただ、頻繫に嘔吐などを繰り返すようでしたら脱水症状になる恐れがあるので水分だけはこまめに摂るようにはしてくださいませ。
(参照:子育てハック)
天使のたまごでは安定期に入る前の妊娠初期の段階から施術をお受けいただくことが可能です。
顧問産婦人科医の監修のオリジナルのメソッドですので、安心安全の施術をお受けいただけます。施術の前にお話をお伺いし、お一人お一人の症状に合わせてオーダーメイドの施術をさせていただき、お辛い症状の緩和をさせていただいております。
特につわりの症状は鍼灸治療で熱のバランスを整えることが出来るため、とても効果的でございます。
妊娠超初期はご不安なことや体の変化の辛さがあっても気軽に誰にも相談できない時期だからこそ、皆さまのマタニティライフがより良いお時間となりますよう、全力でサポートさせていただきます。興味のある方は是非一度天使のたまごへご来院くださいませ。
女性のお身体はホルモンバランスにいつも左右されており、特に妊娠初期は妊娠の維持する働きを持つプロゲステロンやエストロゲンの急激な増加が原因で様々な症状出てくると言われております。
身体の変化だけでなく、精神的にも不安定にになることがあります。
ちょっとしたことが心配になったり、このまま妊娠が継続できるかなと不安になったりすることがあると思います。
そういう時は、一人で抱え込まず、周りの人やかかりつけの先生に話すことで悩んでいたことが落ち着き、気分もスッキリすることができます。
無理せずみんなでゆっくりと赤ちゃんの成長を見守っていきましょう!