妊娠中に起こりやすいトラブル。今日は妊娠中の出血についてです。妊娠中の出血というととてもナーバスになってしまうと思いますが、妊娠中は初期から臨月まで出血する可能性があります。ただ、問題がある出血と問題ない出血がありますので、本日はどんなことが原因で出血が起こりやすいのか、また注意すべき点についてまとめてみます。

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お腹のはりや痛みが伴うかどうか

問題がある出血の場合、お腹のはりや痛みが伴う傾向があります。まったく自覚症状がなく、トイレや入浴の際に出血して驚かれた、という方もいらっしゃいますが、ごく少量の出血でそれ以外に気になる症状がなければ問題ない場合も多いです。ただし、出血量が多い場合や、一度だけでなく何回も、といった場合は痛みなどの症状が伴わなくとも、すぐに産婦人科へ行きましょう。

出血量や色について

内診などのわずかな刺激でも出血してしまうことがありますので、内診後などに少量出血する場合はまず問題ありません。また、血液の色が鮮血ではなく茶褐色の場合も、出血してから時間が経っているというサインなので、何度も出血がなければ様子をみましょう。

問題のない出血の場合

妊娠中期には、軽い子宮収縮が原因で出血が起こることがありますが、おりものに血が混じる程度でしたら問題ありません。妊娠後期に入ると、子宮口周辺が充血し、少しの刺激でも出血しやすくなりますが、痛みやはりを伴わず少量でしたら心配いりません。また、予定日が近づくと「おしるし」という出血もみられますが、これは準備が整い出産がちかいことの合図です。

問題がある出血の場合

妊娠11週ころまでの出血は、染色体異常による流産の可能性も高くなりますので、出血があった場合は、早めに病院にいきましょう。また、初期のお腹の痛みを激しく伴う出血は、子宮外妊娠の心配もありますので、こちらも早急に受診することが大切です。妊娠中期には安静が必要な切迫流産・早産による出血、妊娠後期には、胎盤の異常による出血の可能性があります。健診経過で異常がなかった場合にも起こる可能性がある[常位胎盤早期剥離]は大量の出血と激しい痛みを伴い、母子ともに非常に危険な状態になりますので、救急車を要請する必要があります。

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自己判断は禁物

妊娠中は普段よりも不正出血が起こりやすい状態であるため、出血があった場合でも心配ないケースもあります。しかし、一刻を争うような出血の可能性もありますので、自己判断はせず、お腹の痛みを伴う場合や、何度も出血が続く、出血量が多い場合など、すぐに病院に行くようにしましょう。

本日は出血したときに慌てずに対応するためにも、事前にどういったことが原因で出血する可能性があるのかということをまとめてみました。あっという間に秋を通り越して冬の到来を感じる季節になりましたが、体調には気を付けて快適なマタニティライフをお過ごしください。湘南店の山辺がお伝えいたしました。