11月に入り、天使のたまごのオフィシャルブログでは妊婦健診についてお伝えしております
本日は、昨日の花田先生のお話に引き続き、血液検査についてのお話です!
逆子1

 

昨日の花田先生のブログでは
血液検査はなぜ行うのか、また貧血や感染症の有無についてのお話でしたね!
まだご覧になられていない方はこちらをご覧ください妊婦健診~血液検査編~

本日お伝えするのは、妊婦健診で行う血液検査の種類についてです。

妊娠中に受ける血液検査は全部で3回あります。
1回目の血液検査は妊娠初期で10週前後に行います。
2回目は妊娠中期で、24週~26週くらいに行うことが多いです。
3回目は妊娠後期で36週頃には行います。

ただし、血液検査を何度か受け経過を観察するケーもありますので、回数が多い場合もあります。

それではさっそく内容をみていきましょう!

妊娠初期の血液検査

血液型
ABO血液型、RH血液型、不規則抗体があります。
ABO血液型が有名ですが、他にも種類があってRH血液型や不規則抗体も重要な項目です

分娩時にもし輸血が必要になったときや、赤ちゃんとの血液型不適合の可能性をみるために必要となります!

感染症
B型肝炎やC型肝炎、梅毒、HIV抗体、トキソプラズマ抗体、HTLV-1抗体、風疹抗体です。
感染症を調べるのは赤ちゃんへの感染の予防と対策、医療者への感染の予防のためです。

①B型肝炎抗体
この検査で陽性だった場合は赤ちゃんへの感染を防ぐために、生後にB型肝炎ワクチンを何回か接種する必要があります。

②梅毒やHIV抗体、トキソプラズマ抗体
これら検査で陽性だった場合はただちに必要に応じて専門機関で詳しい検査と治療をおこないます。

③風疹抗体
この検査で数値が低い場合、もし妊娠16週までに風疹にかかってしまうと赤ちゃんの心臓や聴力、視力に異常が出る可能性があるので、十分に注意しなければいけません。

④HTLV-1
ヒトT細胞白血病ウイルスの略で、感染していると将来白血病を発症する可能性があります。
HTLV-1は6か月以上母乳あげることで母子感染の可能性が高くなることがわかっていますので、
ミルクへの切り替えなど対処が必要になってきます。

生化学検査
腎機能や肝機能、糖や脂質の代謝機能、電解質などがわかります。
妊娠中は体に色んな変化がおこり、腎機能の低下や妊娠糖尿病など代謝異常をおこすことがあります。
機能低下や異常があった場合は日常生活で気をつける必要や治療を受ける必要があります。

血算
赤血球や白血球、血小板などの数や濃度を調べるものです。
特に必要になる項目は赤血球や血色素量(ヘモグロビン:Hb)でいわゆる貧血を表す値です。
妊娠中は血が薄まり貧血になりやすいので注意が必要です

妊娠中期の血液検査

血算
血糖
HTLV-1

この時期は血糖が高くなりやすい時期で、妊娠糖尿病になる可能性も増えてきます。
この検査で血糖が高めだった場合は、さらに糖負荷試験など詳しい検査を行います。

また、妊娠中期になると初期では問題がなくても貧血になる人が増えてきます。
貧血の診断を受けた場合は貧血の薬をきちんと服用して治療しておきましょう。

 妊娠後期の血液検査

血算

主に分娩に向けて貧血がないかの最終チェックを行います。
貧血が進んでいる場合は内服薬だけでなく点滴で鉄分を補給する治療を行うこともあります。

 

 

このように妊婦検診の血液検査には様々な検査があります。
これらの検査はお母さまにとっても赤ちゃんにとってもとても大切な検査になります。
そして検査の内容や数値を知っておくのも大切です
分からないことがございましたら、何なりとお申し付けくださいませ

 

本日は【妊婦健診での血液検査の種類】について銀座院の山口琴美がを伝えいたしました

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